AKA適応セルフチェックシート

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AKA適応セルフチェックシート

関節が原因である症状の特徴を記します。皆様が悩んでいられる、痛み、痺れ、筋肉のコリ等の症状にあてはまる部分がありますでしょうか。あてはまる項目があればAKA-博田法による再診断と治療をお勧めします。
また、このような症状以外でもAKA-博田法が適応となる事がありますので一度ご相談下さい。

AKA-博田法適応セルフチェック

  1. 長時間の立位・座位や動きはじめに痛みやしびれなどが強くなる
  2. 入浴などで温まると痛みやしびれなどの症状が楽になる
  3. 冬場の冷えやクーラーなどで冷えると症状が強くなる
  4. 起床時に辛くなる
  5. 夕方~夜にかけて辛くなる
  6. 天気で症状が変わる(例:台風の前日・雨が降る前など)
  7. 日によって症状に波がある
  8. 筋力の低下がない
長時間の立位・座位や動きはじめに痛みやしびれなどが強くなる
長時間、同じ姿勢でいる事は体中の関節に大きな負荷となり、関節の機能異常を引き起こす原因となります。動き始めた当初は関節の動きが悪いので症状も強くなりがちですが、しばらくすると、関節がわずかながらも動いてくるので多少マシになります。関節原性の痛みは、仙腸関節をはじめとする各関節の動きが障害される事が原因ですのでこの項目が当てはまる方は、関節に炎症があるとこのような傾向があり、痛みの原因は仙腸関節である可能性が高く、AKA-博田法が奏功する方が多いようです。
入浴などで温まると痛みやしびれなどの症状が楽になる
冬場の冷えやクーラーなどで冷えると症状が強くなる
温めただけで腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症で圧迫された神経の通り道が広くなったり、膝や股関節のすり減った軟骨が一時的に良くなったりするわけではありません。一般に温まると筋肉の収縮が和らぎ、冷えると筋肉の収縮は強まります。ですからこの項目が当てはまる方は筋肉の異常な収縮が、痛み・シビレ・コリ等の症状と関係している可能性が高いと思われます。そして、このような筋肉の異常な収縮の原因の多くは関節の機能異常から起きる事がほとんどです。
(※ AKA-博田法と画像診断を参照)
起床時に辛くなる
起床時につらい場合、寝ている間に仙腸関節の動きが悪くなってしまった事で起きてしまう筋肉の異常な収縮を、つらいと感じる方が多いようです。
夕方~夜にかけて辛くなる
日中の仕事や家事などで筋肉が疲労してしまい体重を支えきれなくなると、仙腸関節にかかる負担がかかってきます。特に負担が多くなるのが1日の内で夕方から夜にかけてとなります。時間帯によって症状に波がある痛みの場合、これらの症状は関節が原因である事が多いようです。
天気で症状が変わる(例:台風の前日・雨が降る前など)
常識的に考えてみても、天気によって椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、関節の軟骨の擦り減りなどの状態が変わるとは考えられません。このような症状を持つ方はAKA-博田法で改善するケースが多い事から、これらの症状も関節の機能異常が症状の原因であることが多く、関節の状態と天気(気圧)が密接な関わりをもっていると当院では考えています。
日によって症状に波がある
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、関節の軟骨の磨り減りなどは数日の短い期間で増減するようなものではありません。比較的症状が落ち着いているときも、ものすごく症状が強いときも骨の変形はそのままあるのに症状に変化があるのは多くの場合、関節が原因となっていることがほとんどです。
筋力の低下がない
筋力低下がありMRI等の画像所見と症状が本当にあっている場合、痛みの原因は神経の障害でありAKA-博田法の適応ではありません。しかし、筋力低下など明らかに神経を障害している所見がなければ、AKA-博田法の適応となります。

※ただし、筋力低下と一口に言っても、必ずしも神経が障害されているとは言えません。
本当に神経が障害されている以外にも、痛みで力が入れられないような場合のほか、時には痛みに対する恐怖で力が入れられないような場合もあるからです。例えば痛みで力が入らない場合には、治療で痛みが取れることによって筋力は回復してきます。これらの見極めには細やかな検査(AKA-博田法の治療の実際参照)とAKA-博田法を受けていただいて症状に変化があるかどうかが、重要な判断基準になってきます。
また、神経の障害による筋力低下に更に関節の機能異常があわさっており、筋力低下は神経由来だが痛み等の症状は関節の機能異常が原因であったという事も多くありますので、十分な注意が必要です。

注意を要します! AKA-博田法を行う際

うつ病、人格障害、統合失調症等の精神科的疾患
このような疾患が背景にある方の場合、まずはメンタルヘルスケア科や心療内科でしっかりと病気をコントロールする必要があります。そうでなければ症状の原因が精神科的なものにあるのかそれとも関節や神経にあるのかが診断できないからです。当院では原則的に精神科的な疾患がコントロールされてからAKA-博田法を行っております。
悪性腫瘍、感染症、新しい骨折等ないか
内臓腫瘍や骨の腫瘍、脊椎の腫瘍、感染症等が痛みの原因になる事があります。痛みが続きその原因がわからない場合や、痛みがいつもの痛みと違う場合は専門病院で一度精査してもらう必要があります。転倒等で骨折がある場合、まずは骨折の治療が優先となります。但し、腰椎の圧迫骨折後の腰痛、大腿骨頚部骨折後の股関節痛、手関節の骨折後の手の痛みや痺れ等、急性期を過ぎて骨折が治癒した(目安は骨折後3ヶ月以上)にもかかわらず症状が続く場合は、関節の機能異常によるものが多い為、AKA-博田法の適応となります。