整形外科で手術と言われた方へ

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整形外科で手術と言われた方へ

多くの方が手術を回避してます

当院には毎日のように手術が必要(手術をしないと治らない)と診断された方が来院し、多くの方がAKA-博田法で良くなり、手術を回避しております。

はじめに、大学病院で腰部脊柱管狭窄症と診断された患者さんのケースをご紹介します。
この方は「手術をしないと治らない」と診断され、手術の日取りも決まっていました。しかし、心臓疾患のために手術ができなくなり、手術以外の方法を探して当院に来院されました。すでに脊柱管狭窄症と診断されていましたが、当院では関節機能障害が痛みやシビレの本当の原因と考え、AKA-博田法による治療を開始しました。
初回治療後から大幅な改善がみられ、3回の治療で手術することも無く完治しました。

完治した後にMRIを撮っても脊柱管は狭いままです。つまり、狭窄と症状は関係が無く、痛みやシビレ等の症状の本当の原因は関節機能障害であったのです。こういったことは、当院ではしばしばあることです。

脊柱管狭窄症に限らず、ヘルニア、スベリ症、変形性股・膝関節症等々で手術が必要と診断された痛み、シビレ等の症状も多くは関節機能障害が原因です。狭窄、ヘルニア、スベリ、関節の変形はあっても、それらは痛みやシビレの原因でないことが多いのです。

AKA-博田法では、数ミリの関節の動きの異常(これを関節機能障害という。詳しくはAKA-博田法とは)を診断して治療します。関節機能障害はレントゲンやMRIには写らないため、従来の整形外科の検査では診断できません。(詳しくは、AKA-博田法と画像診断)。
その為、一般的な整形外科では関節機能障害は見逃されているのが現状です。

AKA-博田法から診た整形外科の痛みやシビレの分類

①関節機能障害が原因のもの(全体の85%以上)
AKA-博田法で症状が変化・改善します。レントゲンやMRIに写る「異常」や前の病院で言われた病名と関係なく、AKA-博田法を継続することで良くなるでしょう。
②関節機能障害が原因ではないもの(約10%)
一定期間AKA-博田法を受診しても症状に変化がないもの。例えば、手術が必要な場合、精神的な疾患や内科疾患が関係している場合等がそうです。この場合、症状に応じた専門の医療機関を紹介します。

整形外科領域の運動器の痛みやシビレ、コリ等を長年にわたりAKA-博田法で診断・治療してきた結果、その85%以上に関節の機能障害が関係していることが判ってきました。他の病院で手術が必要と診断されても、本当に手術が必要なケースは10%程度で、大部分は手術が不要(手術をしても良くならない)です。
そのため、「手術が必要だ」と診断された方でも、その多くが手術をせずに症状が改善します。
当院ではAKA-博田法で関節機能障害が原因かを診断し、該当するものはAKA-博田法で、それ以外のものはその症状に応じた医療機関をご紹介しています。

本当に手術が必要かを見極めるためにAKA-博田法が必要です

手術の前にAKA-博田法を!

手術は患者さんにとって大きな負担となります。レントゲンやMRIに「異常」が写り、痛みやシビレが長引いて治らなかったり、痛みやシビレが強いという理由だけで手術をすると、手術をしたのに治らないといったことになりかねません。

なかなか良くならないと、患者さんは手術をすれば治ると考えがちです。しかし、手術は決して万能な方法ではありません。
「整形外科で腰や関節の手術をしたけど治らなかった」という話を聞いたことがある方は多いでしょう。
手術は、「手術をすると治る」ときに行うべきです。ここでいう「治る」とはレントゲンやMRIに写る形の「異常」が「正常」になることではなく、痛みやシビレ等のツライ症状が治ることです。必要のない手術や、手術により痛みやシビレが悪化することを防ぐためにも、手術前にAKA-博田法を受診し、本当に手術が必要か再診断する必要があると考えます。
(詳しくは 手術しても痛みが取れない方へ )

本来、AKA-博田法は診療の最初の段階で取り入れることが理想です。しかし、整形外科の痛みやシビレの診断にAKA-博田法の必要性を知る整形外科医は少なく、正確に治療できる医師もほとんどいません。

AKA-博田法を行わずに手術をすることは、85%を占める関節機能障害が原因かどうかを見極めずに手術をすることになります。関節機能障害が原因の場合、手術をしても痛みやシビレが良くなることは期待できません。
少なくとも手術の前に診断を兼ねてAKA-博田法を受診するべき
であると考えます。