腰部脊柱管狭窄症【腰痛・下肢痛】 「S9年 男性の場合」

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腰部脊柱管狭窄症【腰痛・下肢痛】 「S9年 男性の場合」

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腰部脊柱管狭窄症の症例

実際に治療を受けた患者さんの症例

78歳 男性

患者さんの来院時までの経過

平成19年頃に草むしり、重い植木鉢を持ち上げてから右足に痛み、痺れが出始め、近くの整形外科にかかった所、腰のMRIを撮られて脊柱管狭窄症と診断された。
治すには手術しかないと言われたが手術には抵抗があった為、鎮痛薬等の薬物治療や牽引、腰痛体操などのリハビリを続けていました。
平成20年1月より左臀部痛も出始め歩けなくなり手術以外に何か良い治療はないかと思い平成20年2月に当院を受診された。

他院での診断 腰部脊柱管狭窄症
他院での治療 根本的に治すには手術といわれた。
手術以外では鎮痛薬、血流改善薬等の投薬。牽引等のリハビリ
来院時の症状 5-10m程度の歩行で右の腰から下腿にかけての痛みが強くなり歩けなくなる。
足の力が入らない等の明らかな神経の障害はなし。

来院後の経過、患者さんの自覚症状の経過

AKA-博田法初回 腰痛が軽くなり、右足の痛みが足首の方に移動した感じがあります」
3回目 腰痛が初めの半分くらいまでに軽くなりました、けれど足の痛みはまだ変わりありません」
5回目 「歩くのは15分位できるようになりました」AKA-博田法をその後も続け、半年後には1-2km歩行可能となり、1年後には日常生活に不便がなくなった。遠方であった為、一旦治療終了。

考察

この患者さんの場合、仙腸関節のAKA-博田法を行っただけで右の腰から右足にかけての痛みが改善していきました。その為、痛みの原因は脊柱管狭窄症ではなく仙腸関節が原因であったと考えられます。しかし、現在の整形外科は関節が痛みの原因になり得るという概念がない為に関節による痛みも脊柱管狭窄症と診断してしまい手術をしてしまう事もあるようです。